タカラバイオ株式会社は、遺伝子増幅(PCR)装置のラインナップ拡充のため、既存品よりコンパクトで使いやすい新機種を本年10月9日より発売します。

 

当社は、1988年に日本で初めてPCR装置の販売を開始して以来、これまでに累計10,000台以上のPCR装置を大学や企業の研究者に販売し、研究分野での日本のPCR市場をリードしてきました。現在では、研究分野のみならず、遺伝子検査、食品検査等の検査分野にもPCR法は広く普及してきています。

 

新発売のPCR装置は、従来製品に比べ、約5割軽量化し、体積も6割減と非常にコンパクトな設計のため、設置場所を選ばず汎用機として最適です。さらに、ワイドカラータッチパネルを搭載しており、入力が容易で直感的な操作が可能です。従来機と同様に、正確な温度コントロールによって再現性の高いPCR反応が可能であり、グラジエント機能を有していますので、PCR反応条件の最適化も容易に行えます。

 

新装置は、発売から1年間で2億円の売上を目指します。今回の新機種の投入により、装置、試薬を合わせたPCR分野での更なるシェア拡大を目指します。

 

<製品概要>

 

製品名

TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice® Touch
製品コード TP350
寸法 180(W)×285(D)×205(H)mm
重量 5.0kg
サンプル
ブロック
96ウェルブロックタイプ
価格 609,000円(税込)

製品・サービスの詳細やご購入については、当社営業部 営業企画担当(TEL:077-543-7231)までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970

<参考資料>

 

【語句説明】

 

PCR法

Polymerase Chain Reaction 法(ポリメラーゼ連鎖反応法)の略称です。温度サイクル装置(サーマルサイクラー)を使用し、微量のDNAを数時間のうちに数百万倍にまで増幅する技術です。

 

グラジエント機能

反応ブロック内で、列ごとに温度勾配をかけることができる機能です。この機能が付いていると、1反応で幅広い温度条件を検討することができ、反応条件の至適化が簡単に行えます。