タカラバイオ株式会社は、昨年11月10日に米国StemCells, Inc.社より幹細胞研究用製品SC Proven®に関する一連の資産を取得いたしましたが、本日より、当該研究用試薬を「Cellartis®」ブランドのもと全世界で販売を開始いたします。

 

今般販売を開始する製品は、ヒトやマウスのiPS細胞やES細胞を、神経細胞へ効率的に分化できる培地や未分化のまま維持・増殖できる培地など、高性能の幹細胞関連製品です。大学や製薬企業などにおいて、再生医療や疾患の研究、医薬品候補物質の評価試験などに幅広く利用されることが期待されます。また、当社は、自社施設において当該培地製品を製造する体制を整え、安定して高品質な製品を供給いたします。

 

当社は、昨年に旧Cellartis社を買収し、幹細胞研究用製品を「Cellartis®」ブランドのもと全世界で展開しております。当社は、Cellartis®製品について、近年研究開発が急速に進んでいる幹細胞研究分野の製品ブランドと位置付け、今後もさらに製品開発に努めながら、5年後に全世界で10億円の売上を目指します。

 

 

【本製品概要】

 

神経細胞分化用培地

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
RHB-Basal® 500 ml Y40000 27,000円
RHB-A® 500 ml Y40001 43,000円
NDiff® 227 500 ml Y40002 48,000円

 

幹細胞培養用培地

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
iSTEM™ 100 ml Y40010 42,000円
GS1-R® 100 ml Y40020 42,000円
GS2-M® 100 ml Y40030 42,000円
primeSTEM-XF 500 ml Y40040 40,000円

 

培地添加剤

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
NDiff® N2 5 ml Y40100 33,000円
NDiff® N27 10 ml Y40200 22,000円
NDiff® N2-AF 5 ml Y40110 45,000円
NDiff® N27-AF 10 ml Y40210 52,000円

 

幹細胞表面抗原検出用抗体

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
STEM24™ APC-conjugated 50 μg Y40310 42,000円
STEM24™ PE-conjugated 50 μg Y40320 60,000円
STEM24™ Unconjugated 50 μg Y40300 32,000円
STEM101™ 50 μg Y40400 32,000円
STEM121™ 50 μg Y40410 32,000円
STEM123™ 50 μg Y40420 32,000円

 

神経細胞・培地キット

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
Human Neural Cortex Stem Cell Line Kit 1キット Y40050 220,000円
Human Neural Hindbrain Stem Cell Line Kit 1キット Y40060 220,000円
Human Neural Mid Forebrain Stem Cell Line Kit 1キット Y40070 220,000円
Human Neural Spinal Cord Stem Cell Line Kit 1キット Y40080 220,000円
Human Neural Temporal Lobe Stem Cell Line Kit 1キット Y40090 220,000円

 

細胞抽出物

製品名 容量 製品コード 希望小売価格
(税別)
STEMmES-D™ 5 μg Y40500 66,000円
STEMmES-R™ 10 μg Y40501 60,000円
STEMmES-P™ 20 μg Y40502 49,000円
STEMmENS-D™ 5 μg Y40503 66,000円
STEMmENS-R™ 10 μg Y40504 60,000円
STEMmENS-P™ 20 μg Y40505 49,000円
STEMmFNS-D™ 5 μg Y40506 66,000円
STEMmFNS-R™ 10 μg Y40507 60,000円
STEMmFNS-P™ 20 μg Y40508 49,000円

 

本製品の詳細については、当社営業部(TEL:077-543-6116)までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 事業管理部
Tel 077-565-6970

<参考資料>

【語句説明】

 

幹細胞

他の種類の細胞へ分化できる能力と分裂増殖を経ても未分化な細胞を維持できる自己複製能を有する細胞のことをいいます。中でも多種類の細胞へ分化することができる幹細胞を多能性幹細胞といい、再生医療への応用が期待されているES細胞やiPS細胞などが含まれます。

 

iPS細胞

体細胞に、数種類の遺伝子を導入することなどによって分化多能性が誘導された細胞のことです。2006年に京都大学山中伸弥教授らのグループにより、この現象が発見され人工多能性幹細胞(induced Pluripotent Stem Cells :iPS細胞)と名付けられました。iPS細胞は、ES細胞とほぼ同等の分化多能性を示すことから、薬剤開発、種々の疾患の病態解明や再生医療への応用が期待されています。

 

ES細胞

ES(Embryonic Stem:胚性幹)細胞は、初期胚より樹立され、分化多能性を維持したまま半永久的に増殖させることができると言われています。これまで多くの再生医療関連の基礎研究がES細胞を用いて行われています。