タカラバイオ株式会社は、日本企業としては初めて、米国パシフィック・バイオサイエンシズ社製次世代型DNAシーケンサー”PacBio RS II”を当社ドラゴンジェノミクスセンターに導入し、本機を用いた遺伝子解析受託サービスを11月1日より開始します。

 

当社は、2000年にゲノム解析センターとしてドラゴンジェノミクスセンター(三重県四日市市)を設立して以来、同センターにおいて最新鋭のDNAシーケンサーを取りそろえ、顧客ニーズに合わせた受託解析サービスを提供して参りました。本機は、次世代型シーケンサーと言われる機種の中でも最新鋭機であり、以下のような特長を持ちます。

 

●1分子リアルタイムシーケンス法
  従来の試料調製時の増幅反応が不要、直接DNAシーケンスを測定するので、短時間でデータが
  得られます。

●ロングリードシーケンス
  1解析で大量の長鎖長データが得られるので、以降のデータ解析工程が容易です。

●高速解析
  簡易な試料調製および、短時間シーケンスで、迅速に有意なデータを入手できます。

 

当社は本機の導入により、次世代型シーケンサー受託解析分野において今期7億円の売り上げを目指しており、日本におけるゲノムシーケンス解析の中心的存在として、今後とも基礎研究分野から創薬支援に至るまで幅広く注力してまいります。

 

解析サービスの詳細、価格やご注文については、当社営業部(TEL:077-543-6116)にお問い合わせください。

 

この件に関するお問い合わせ先 : タカラバイオ株式会社 広報・IR部
Tel 077-565-6970

<参考資料>

 

【語句説明】

 

1分子リアルタイムシーケンサー

1分子レベルでリアルタイムに塩基配列を読み取ることができ、塩基の修飾も同時に検出できるシーケンサーです。読み取る鋳型の調製にはPCR による増幅が不要で、GC 含有量に関わらず幅広いゲノム領域で均一なシークエンス結果を得ることができます。

 

ロングリード

1回の反応により測定できるDNA鎖長は従来型DNAシーケンサーでは平均200塩基であるのに対し、本機での平均鎖長は4,600塩基程度です。

 

ゲノムシーケンス解析

ゲノム(genome)とは、生物のもつ遺伝子(遺伝情報)の全体を示し、その実体は生物の細胞内にあるDNA分子です。ゲノムシーケンスとはゲノムを構成するDNA分子の塩基配列を決めることであり、これによって遺伝子や遺伝子の発現を制御する情報など様々な遺伝情報を得ることが出来ます。