地球環境の保全と事業活動の調和を経営の重要課題のひとつとして、環境法令・条例を遵守するとともに、自然保護活動への積極的な参加や省資源・省エネルギーに努めます。研究開発ならびに原料調達から生産、物流、消費に至る全てのプレセスで発生する環境付加削減に努めます。
タカラバイオグループの中でCO_{2}排出量、水使用量の比率が高いタカラバイオ本社事業所の主要施設は、環境性能の高い新工法を取り入れた構造設計を採用するなどの環境対策を行っています。
タカラバイオ本社事業所の環境対策例
- コージェネレーション(発電供給)システムの導入
- 外壁・窓の高断熱化
- 高効率の変圧器採用
- ビル・エネルギー管理システムによるエネルギーの可視化
- バイオハザードを防止する構造・設計
タカラバイオグループの2020年度のCO_{2}排出量は、13千 t-CO_{2}となり、前年度から2千 t-CO_{2}増加しました。これは、2020年1月より、タカラバイオ本社事業所の新工場が稼働したことが主な原因です。タカラバイオ本社事業所の新工場が稼働したことが主な原因です。タカラバイオグループでは、事業拡大にともなうCO_{2}排出量の増加が津図いていますが、環境に配慮した事業活動を目指しており、CO_{2}排出削減に関しては、2030年度の売上高当たりのCO_{2}排出量(原単位)を、2018年度比で50%削減することを目標としています。また、宝ホールディングスグループでは、2050年度のCO_{2}排出量実質ゼロを目指し環境問題に取り組んでいます。

CO_{2}排出量削減目標
- 2030年度の売上高当たりのCO_{2}排出量(原単位)を基準年2018年度比50%削減する
- 宝ホールディングスグループでは、2050年度にCO_{2}排出量実質ゼロを目指す
2020年度のタカラバイオグループの水使用量は104千m~{3}となり前年度から43千m~{3}増加しました。これは主に、日本のタカラバイオ本社事業所の新工場が稼働したことが主な原因です。


タカラバイオグループでは、微生物、ウイルスや遺伝子組み換え体などを取り扱うバイオハザード施設において、廃液滅菌システムを導入し、汚染された排水を高温高圧で滅菌処理することで安全性や環境に配慮しています。
また、有害物質や生理活性物質などは廃棄物として処理し、排水への混入を防止しています。
|
|