ライフサイエンス研究支援や遺伝子治療などの先端医療の社会実装化に向けた取り組みを通じて、人々が健康的な生活を楽しめることができる社会づくりに取り組んでいます。

世界のライフサイエンス研究と発展への支援

タカラバイオグループではライフサイエンス分野の基盤研究から産業応用まで、多様な製品とサービスを提供しています。これらを世界中の大学・企業に安定的に提供することを通じて、ライフサイエンス研究の発展を支援しています。

 

 

 

ライフサイエンス分野の研究製品から感染症診断の検査試薬まで、ニーズに応じた製品開発を進め、安定供給に努めます

取締役 専務執行役員 試薬・機器事業担当 宮村 毅

 

コロナ禍では、新型コロナウイルスのPCR検査関連製品の迅速な開発、生産体制の整備、安定的な供給に優先して取り組みました。当社では、研究用試薬事業で培った遺伝子工学技術をベースに、感染症の原因となるウイルスの検査製品に加え、地域の特性に合わせた製品開発に注力しています。同時に、これらの製品を安定的に供給することに努めています。このため、グローバルな視点から製造拠点の施設整備を進めています。
また、当社製品を満足してご使用いただくため、ウェブカタログの充実やセミナーやワークショップの開催など、ライフサイエンスコミュニティとのコミュニケーションの充実も図っています。

遺伝子解析技術の検査や診断分野への応用

コロナ禍でPCR検査の需要が高まるなか、生産体制を強化し、国内外にPCR検査関連製品を安定的に供給することで検査システムの構築に取り組んでいます。

また、遺伝子解析技術を検査や診断分野に積極的に展開し、その範囲を広げることで人々の健康に貢献しています。

 

新型コロナウイルス関連事業へ

遺伝子治療実現への取り組み

長年にわたって培ったバイオ技術を活かし、希少がんなどに対する遺伝子治療の臨床開発を進めています。

また、未充足の医療ニーズの解決に向けて、遺伝子治療などの再生医療等製品のCDMO事業により、遺伝子治療の社会実装化に取り組んでいます。

 

 

遺伝子治療の技術開発・社会実装を目指しています

取締役 副社長執行役員 CDM事業担当 峰野 純一

 

タカラバイオは、長らく遺伝子治療の開発に取り組んでおり、現在は遺伝子改変T細胞療法のプロジェクトを進めています。また、これらの開発経験を活かし、ワクチンや遺伝子治療薬などの再生医療等製品の開発・製造支援を行うCDMO事業を積極的に展開しています。当社が取り組むこれらの治療法は、遺伝子や細胞を薬とする新しいモダリティ(治療手段)であり、これまで十分な治療法が確立されていない疾患の治療やQOLの改善に貢献することが期待されます。しかし、この分野は発展途上であり、まだまだ多くの課題があります。
サステナビリティ活動では、「健康」をマテリアリティ(重要課題)として取り上げていますが、これからも遺伝子治療に関する多くの課題を解決し、社会実装(実用化)に向けて、技術開発、設備投資、専門人材の教育などを積極的に進め、この困難な課題解決に努めていきます。

タカラバイオグループ・サステナビリティ・プランにおける目標

取り組みテーマ 具体的施策 目標
世界のライフサイエンス研究と発展への支援 ライフサイエンス研究・産業の発展を幅広く支援 安定的な製品供給に向けて、日本・中国・米国・欧州等を主要拠点の製造施設の整備を進め、最適化をはかる事で、ライフサイエンス研究の発展をグローバルで支援する。
ライフサイエンスコミュニティへの貢献 ・セミナー、ワークショップ開催を通じ、バイオテクノロジーの基礎から最新技術の普及を図る。
・オープンイノベーションを通じ、アカデミアシーズの事業化を推進する。
・バイオテクノロジーの社会的理解の促進に努める。
遺伝子解析技術の検査や診断への応用 ウイルスなどの検査・診断キットの提供 世界的に流行する感染症のウイルス検査製品に加え、世界各地の特性や需要に合わせた“グローカル”な製品開発により対象範囲を拡大する。
遺伝子治療実現への取り組む がんなどをターゲットにした遺伝子治療の技術開発・社会実装 ・自社および提携による遺伝子治療開発プロジェクトを推進する。
・再生医療等製品の開発・製造支援事業(CDMO事業)を推進する。